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21歳の女性です。指のあちこちがはれて痛みます。
若くてもリウマチになるのでしょうか。 |
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リウマチは子どもも大人もかかります。なるべく早く診察を受けましょう。 |
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リウマチは若くてもかかります |
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■リウマチは年寄りがかかる病気と思われています
が、各年代でかかります。
一番多いのは働き盛りの30、40代ですが、15歳以下
で発病する小児リウマチもあります。
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早期にリウマチを見つけるためには |
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■このような症状があれば、すぐに診察を受けましょう。
1.朝起きたとき、手足にこわばりがある。
2.左右対称の関節に痛みやはれがある。
3.数ヵ所の関節に痛みやはれがある。
リウマチはすぐに診断がつかない場合があります。 |
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何科へいけばよいのですか。 |
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リウマチの専門医に診ていただきましょう。 |
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リウマチの専門医は |
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■リウマチの診療に詳しい先生です。
友の会ではあなたの地域の専門医をお知らせして
います。 |
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専門医:
専門医は、診察だけでなく研究や教育水準の向上も
目的とし、日本リウマチ学会が認定する資格で、書類
審査を経て資格試験に合格することが必要です。
従来は認定医といっていましたが、学会の法人化に
伴い、名称が専門医へと変更されました。日本整形
外科学会もリウマチ専門医を認定しています。
現在、「リウマチ学会認定リウマチ専門医」は、
この「日本整形外科学会リウマチ専門医」を含み、
日本全国に3,500人、さらに上の資格である「リウマチ
指導医」は約450人、合わせて約4,000人が「リウマチ
学会認定リウマチ専門医」です。
「リウマチ科」標榜の実現:
友の会では、長い間「リウマチ科」の標榜を陳情して
いましたが、1996年に実現しました。今後更に、「リウ
マチ科」の充実に向けてはたらきかけをしております。
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診察は |
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■リウマチ専門医のいるリウマチ科・内科・整形外科
などに行きましょう。また、病院の中でリウマチセンタ
ー・リウマチ外来・リウマチクリニックなどと呼んで、
専門医がおられます。 |
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痛みが強くなりました。何とかならないでしょうか。 |
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適切な治療と十分な注意で痛みは軽くなります。 |
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リウマチの薬 |
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■炎症をおさえ痛みをやわらげる薬と、リウマチの
活動性をおさえコントロールする薬があります。
たくさんの種類がありますから専門医があなたの体質
と症状に合う薬を見つけてくれます。
■のみ薬や注射のほかに、胃腸への負担が比較的
少ない座薬やはり薬・ぬり薬があります。
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痛みをやわらげるには |
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痛みにはいろいろあります。人それぞれです。
例えば、
■痛むところが熱いときは、冷やしてみます。
■間接を動かして痛むときは、温めてみます。
■じっとしていても痛むときは、湿布をはり安静に
します。
■つらくても、適度の運動をして血液の循環をよくする
ことも大切です。 |
| 抗リウマチ薬の分類と効果 ( 『流』248号より ) |
| 一般名 |
商品名 |
抗リウマチ
炎症効果 |
関節破壊
阻害効果 |
1.免疫調節薬
1)金チオリンゴ酸ナトリウム
2)D−ペニシラミン
3)ロベンザリット*
4)オーラノフィン
5)ブシラミン*
6)アクタリット*
7)サラゾスルファピリジン |
シオゾール
メタルカプターゼ
カルフェニール
リドーラ
リマチル
オークル、モーバー アザルフィジンEN |
(++)
(++)
(+)
(+)
(++)
(+) (++) |
[○]
[△]
[?]
[×]
[?]
[?] [○] |
2.免疫抑制薬
1)ミゾリビン*
2)メトトレキサート
3)レフルノミド
4)タクロリムス* |
ブレディニン
リウマトレックス
アラバ プログラフ |
(+)
(+++)
(+++) (++) |
[?]
[◎]
[◎] [?] |
3.生物学製剤
1)インフリキシマブ
2)エタネルセプト |
レミケード エンブレル |
(++++) (++++) |
[◎] [◎] |
| *わが国または限られた国でのみ承認 |
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病院ではたくさんの薬がでます。大丈夫でしょうか。 |
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治療に必要な薬です。医師を信頼し、薬の性質、効能を理解し、納得して飲みましょう。 |
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薬は |
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■リウマチの薬のほかに、副作用を防ぐ胃薬や
ビタミン剤など種類が多くなります。
■自分勝手に判断しないで、主治医の指示通りに
飲みましょう。
■指示通りにのまないでいると、主治医は薬の効果を
正しく判断できないことがあります。
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リウマチの特効薬はまだありません |
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■リウマチがなおるという薬や治療法を聞くと、つい
飛びつきたくなります。残念ながら、まだ、なおるという
薬はありません。くれぐれも情報に振り回されないよう
にしましょう。 |
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胃が痛むようになりました。 |
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おかしいと思ったら、すぐ先生に相談しましょう。 |
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薬の副作用 |
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■薬には両刃の剣のように、効果と副作用の両面が
あります。漢方薬にも副作用はあります。胃の痛み・
口内炎・湿疹・かゆみ・むくみなど、これまでとちがう
症状を感じたら早急に主治医に相談しましょう。
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薬を飲むときの注意 |
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■空腹時に薬を飲むと、胃壁を痛めるおそれがあり
ます。多くの薬は、食事の直後から食後30分までに
飲みます。
食事がとれないときビスケットなどで胃壁を保護して
から、コップ一杯の水で飲みましょう。 |
| 抗リウマチ薬の注意すべき副作用 (『流』248号より) |
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皮膚 |
肝 |
腎 |
肺 |
血液 |
中枢 |
心/血圧 |
消化器 |
感染 |
その他 |
| シオゾール |
〇 |
|
〇 |
〇 |
〇 |
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| メタルカプターゼ |
〇 |
〇 |
〇 |
|
〇 |
|
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自己免疫 |
| カルフェニール |
|
|
〇 |
|
|
|
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|
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| リドーラ |
|
〇 |
|
|
|
|
|
〇 |
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|
| リマチル |
〇 |
|
〇 |
〇 |
〇 |
|
|
|
|
|
| ブレディニン |
|
|
|
|
〇 |
|
|
|
〇 |
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| オークル、モーバー |
|
〇 |
〇 |
〇 |
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| アザルフィジンEN |
〇 |
〇 |
|
|
〇 |
|
|
〇 |
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| リウマトレックス |
〇 |
〇 |
|
〇 |
〇 |
|
|
〇 |
〇 |
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| アラバ |
〇 |
〇 |
|
〇 |
〇 |
|
|
〇 |
〇 |
|
| プログラフ |
〇 |
|
〇 |
|
|
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
糖尿病 |
| (レミケードとエンブレルでは臓器障害の副作用はまれだが、結核の再燃や肺炎を含む各種の感染症の合併が最も頻度が高く、重症化する可能性もある副作用である) |
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病院でたびたび採血されます。何のためでしょう。 |
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炎症の強さ・治療の効果・薬の副作用などを知るためです。 |
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大切な検査 |
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■血沈やCRP検査で炎症の程度が、リウマチ反応
検査でリウマチの状態がわかります。また貧血・肝機
能・血液成分などを調べる検査があります。採血の
ほかに尿検査やレントゲン検査があります。
これらの検査ではリウマチの状態だけではなく、
治療の副作用も調べることができます。
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検査結果を記録しましょう |
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■自分のリウマチの経過を知るために、検査の結果
は先生に聞いて、記録しておきましょう。
友の会では『リウマチ手帳』を配布し、飲んでいる薬や
病状などを記入するようにしています。
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MMP−3 ( matrix metalloprotease-3 ) |
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MMP−3は組織破壊や組織再構築に関与する蛋白
分解酵素であるが、増殖する滑膜組織が特異的に
分泌する物質であるため、CRPなどの急性相反応
物質とは異なり、間接破壊をより正確に反映すると
される。MMP−3はリウマチの初期から滑膜組織に
発現しているため、リウマチの早期診断上でも有用。
ただし、変形性関節症やSLE、強皮症、ベーチェット病
など、その他の関節炎でも陽性となる点に注意。
医療保険の対象となる。
(日本リウマチ財団「診断マニュアルとEBMに基づく
ガイドライン」より)
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主治医との良い関係をつくるには、どうしたらよいでしょうか。 |
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手際のよい受診を心がけましょう。 |
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よい関係をつくるために、あなたも努力しましょう |
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■手際よく受診するために、診察の前に病状の経過
や質問事項をあらかじめメモしておきましょう。
■医師の指示を守ることも大切です。わからないこと
は積極的にききましょう。
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できるだけ病院のハシゴはさけて |
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■リウマチはすぐなおる病気ではありません。なおりたい一心で、次から次へと病院を変えることはあまりおすすめできません。 |
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自分で気をつけることを教えてください。 |
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リウマチの「基礎療法」が大切です。 |
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基礎療法のポイント |
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■安静と運動
人間関係や経済問題などのストレスがたまらない
ように、できるだけゆったりと暮らすように心がけ
ましょう。
リウマチの治療には安静が必要ですが、適度な
運動も必要です。適度な運動は、関節の変形、強直
などを防ぎます。炎症がひどいときは別ですが、ある
程度痛くても少しずつ運動をするようにしましょう。
関節に負担がかかるような動作や姿勢はさけましょう。
十分に睡眠をとること。昼寝をすることもよいでしょう。
個々にあった運動はリウマチ専門医、リウマチの
わかる理学療法士、作業療法士の指導を受け
ましょう。
■保温と栄養
リウマチは「冷やさない」が原則です。
リウマチ患者は、貧血やカルシウム不足になりがち
ですし、骨粗鬆症の予防にも注意が必要です。
カルシウムを十分にとりましょう。牛乳、チーズ、小魚、
海草類が必要です。バランスのとれた食事はたんぱく
質、ビタミン、脂肪も、カルシウムの吸収を助けます。
■学習(理解)
自分の病状と受けている治療内容を理解しましょう。
そして積極的に治療に参加する気持ちが大切です。
機関誌『流』はリウマチに関するいろいろな情報を
お届けします。 |
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